2008年 09月 23日
町のお醤油屋さん
夕方より葺手町(ふきでちょう)の敬老会を行いました。以前より青年部の若手で「町の景観の記憶」を点検してみるという企画を進めており、この敬老会に昔の記憶を出し合いながら記録してみようと準備しておりました。
葺手町は、盛岡城下町の旧町名で、今では全国でも急速に珍しくなりつつある、普通の「商店街」です。長さ140m足らずの中にうどん屋、お菓子屋、寺院、魚屋、八百屋、そば屋、喫茶店、定食屋、ラーメン屋、カレー屋、メガネ屋、クリーニング店、内科、仏具・提灯屋、食器屋、皮膚科、歯医者、醤油屋などがたちならんでいます。
葺手町のページ(試運転中)より
商店街の記憶を辿ってみると、時代を追って実に様々なお店の歴史がありました。人力車、ふとん屋、駄菓子屋、瀬戸物屋、桶屋、カバン屋、画房、草履屋・・・振り返ると延べ百ではきかない数のお店がこの140m程度の商店街に登場していたのではないでしょうか。
商売は人に合わせて興り、時代に合わせて変遷していくのだと改めて感じさせられました。
中でも特に興味深かったのが、明治、大正頃まで遡ると、この小さな通りにお醤油屋さんが延べ4軒もあったということ。
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それだけお醤油屋さんが流行った時代というのがあったということです。そして今、お醤油屋さんが成り立ちにくい時代に変わってきているということです。
少し前まで日本に1000件とも言われていたお醤油屋さんが今では半分とも1/4とも言われています。お醤油屋さんも守るべきものは守りながら、時代に合わせて変わっていかなくてはなりません。町の歴史からも商売の厳しさを感じさせられます。
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by asanumashoyu | 2008-09-23 23:24


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